ギャラリー凛について
アジアの広大な自然が生みだす素材と伝統的な手仕事を「和」にとりいれて製作しています。
インド、タイ、インドネシアの作家たちと製作した布をはじめ、籐などの自然素材を用いたバック、古渡更紗を再現した帯や小物などを企画しております。
それぞれの風土が生んだ個性豊かな素材との出会いから凜のアイテムが生まれます。
古渡更紗とは
17世紀前後になど日本に輸入されていたインド更紗は古渡更紗と呼ばれています。
木版を用い、判を押すように染色された色鮮やかな更紗は、異国情緒に溢れ、茶道具などの布として当時の大名や茶人達から競って求められるようになりました。
インドでは現在でも当時のままの技法が綿々と受け継がれています。
本品はそれらの古渡更紗を現在に再現したものです。
タッサーシルクの光沢の美しさ
タッサーシルクとはインドの野蚕の糸を紡いで作った絹の一種です。
家蚕とは違い桑の葉ではなく、沙羅の葉などを食べ育ち、糸の量は家蚕の2%程しかとれない希少さです。
繊維が太く、節があり、シャリ感があるなど、糸は繭ごとに一定しておらず、自然とでてくる濃淡の柄はなんとも言えない美しさです。
野趣溢れる風合いながら絹独特の光沢があり上品さも兼ね備えています。
ざっくりした絹の肌触りが特徴です。
味わい深い手織り・型染め
本品は、手織りの布に更紗柄を木版で染付をするという昔ながらの技法で染色しています。
全工程を手作業で行っているため、生地の織りの歪み、染め型のずれや染めムラなどが生じる場合がございますが技法の特性とご理解のうえ、ご注文いただきますようお願いいたします。
商品詳細
素材 | 表地・裏地:絹100% 芯:綿芯 |
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サイズ | 巾約17cm 長さ約420cm |
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